留学大図鑑への寄稿:「人と地域と自然を結ぶ考古学者になる!」

 年度末も押し詰まり、あらゆる原稿の締め切りをやっつけたりまだまだ格闘していたりする今日この頃ですが、Long overdueな私のアメリカ留学報告が『留学大図鑑』で先日公開されました。こちらは文科省と民間企業の出資による大型留学奨学金、トビタテ!留学JAPANが運営し、主としてこの留学奨学金で留学した人たちの体験記が掲載されているデータベースのようなものです。

 2019年から2021年のアメリカ留学では、幸いなことに2つの留学奨学金をいただき無事22カ月という期間を乗り切ることができたのですが、コロナ禍と重なって自分の中ではかなり不完全燃焼、正直に言うと帰国中や直後は後悔ばかりで落ち込んでおり、なかなかポジティブに振り返るということができませんでした。留学中の初年度終了後に書いた渡邉利三寄付奨学金のレポートでは、ポジティブになり切れない様子がひしひしと伝わってきます。なお、どちらの奨学金も困ったときに相談するとできる限りの範囲で対応してくださり、大変感謝しております。もともと相談事については非常に腰の重い人間だったのですが、困ったときはまずメール・電話・なんならサポート窓口に食らいつくという態度はアメリカ生活で得た最大の成果です。

 記事の詳細はぜひ読んでいただければと思いますが、この留学大図鑑、トビタテ!で留学した人のみならず様々な留学(交換短期から学位留学、研究留学からインターンまで)様々な人の留学体験記が掲載されていてみるだけでも楽しいし、また連絡先を公開している人も多いので気になる方に連絡を取って相談したい、という使い方もできます。

 現在「考古学」で検索するとヒットするのは私を含めて2記事。考古学界も留学は決して珍しいことではないだけに、海外考古で研究者の道を目指す人以外にもどんどん留学してみて欲しいな、と思うところです。ちなみに、「人類学」では8記事、「人類学・言語学・歴史学」というより大きな区分だと128件です。考古学徒、もっと留学して留学について書いていきましょう!

 私もアメリカで訪れた博物館や遺跡についてかけてないことがたくさんあるので、ぼちぼち公開していきたいな…と、思っては…います。