2021/2/19 オンライン公開講演のお知らせ “Basketry and Plant Use in Prehistoric Japan.”

English entry on this talk is here.

来る2021年2月19日昼12時(日本時間)より、オンライン(Zoom利用)で公開講演をすることになりました。講演自体は英語ですが、Zoomのチャット欄で日本語での質問・コメントも受け付ける予定ですので奮ってご参加下さい。(スライドも可能な限り日英併記にします。)

講演タイトルは「縄文時代の日本列島におけるバスケタリーと植物利用―山間地域でのバスケタリー製作・使用の連続性と変容―」(原題:Basketry and Plant Use in Prehistoric Japan: Continuity and Change in the Production and Use of Rural Japanese Baskets)に決まりました。

修士論文から遺跡出土かご類に興味をもって取り組んできましたが、博士課程に入り、またバークレーへの留学の中で考えてきた植物資源管理と道具の製作・利用という視点から当日はお話しします。日本でも里山をめぐる議論でよく登場する伝統的生態的知識(Traditional Ecological Knowledge: TEK)や在来知(Local Ecological Knowledge: LEK)といったキーワードですが、カリフォルニアのバスケタリー研究では近年、ますます激しさを増す山火事の被害とそれを抑えるための火による手入れという文脈で盛んに議論されています。当日は日本の植物考古学の近年の成果をアメリカの参加者に伝えるとともに、TEKや植物資源管理というレンズを通して日本の考古学にも資する視点を提供したいと思います。

参加には事前登録が必要です。こちらからご登録下さい。

※当日アクセスする際にZoomアカウント(無料アカウントで可)にログインする必要があります。

本イベントはカリフォルニア大学バークレー校人類学博物館ハースト・ミュージアムの2020年企画展 ’Cloth that Stretches: Weaving Community Across Time and Space’ 内の講演シリーズの一環で、同博物館と同校日本研究センターの共催で行われます。

また同博物館はバスケタリーの大規模コレクションで知られていますが、主に東日本で収集され近年寄贈されたバスケタリーコレクションもあり、オンラインで見る事ができます。関心のある方はこちらもぜひどうぞ。